WordPressの記事や固定ページで、PDFを別タブへ飛ばさず、ページ送りできるスライドとして見せたい。そのための無料プラグイン「ACS PDF Slide Viewer」を、WordPress.org公式ディレクトリで公開しました。WordPress管理画面から検索して、そのままインストールできます。この記事では、公式ディレクトリからの導入手順、PDFブロックの設定方法、主な機能と利用前の注意点をまとめます。
WordPress.orgから直接インストールできるようになりました

ACS PDF Slide Viewer v1.0.5は、WordPress.orgの審査を経て公式プラグインディレクトリへ掲載されました。これまでの配布ページに加えて、WordPress管理画面内で検索、インストール、有効化まで進められます。
公式ページはACS PDF Slide Viewer | WordPress.orgです。公開直後など検索結果に見つからない場合は、プラグイン名を「ACS PDF Slide Viewer」と完全一致で検索するか、公式ページから確認してください。
無料で利用できます。WordPress.org版のダウンロードと基本機能に料金はかかりません。公開ディレクトリへの掲載は配布元や更新履歴を確認しやすくするものですが、サイトへ導入する前にはバックアップを取り、利用環境で表示確認してください。
公式ディレクトリからインストールする手順
- WordPress管理画面で「プラグイン」→「プラグインを追加」を開く
- 検索欄へ「ACS PDF Slide Viewer」と入力する
- プラグイン名と作者「ACS」を確認して「今すぐインストール」を押す
- インストール後に「有効化」を押す
- 投稿または固定ページの編集画面で「ACS PDF Slide Viewer」ブロックを追加する
手動でZIPを入れる場合は、WordPress.orgの公式ページからダウンロードし、管理画面の「プラグインを追加」→「プラグインのアップロード」から導入できます。
PDFをスライド表示する設定手順

プラグインを有効化したら、記事の中へ専用ブロックを追加します。基本設定は次の順番です。
- ブロックエディターで「ACS PDF Slide Viewer」ブロックを追加する
- メディアライブラリからPDFを選ぶか、新しいPDFをアップロードする
- PDFのページ数を入力する
- 縦横比と最大表示高さを調整する
- 必要に応じてカルーセル再生とダウンロードリンクを有効化する
- プレビューで最初のページ全体、前後移動、スマホ表示を確認して公開する
ページ数は手動入力です。実際のPDFと数字がずれていると、最後のページへ正しく移動できないため、公開前に確認してください。縦横比は自動調整のほか、ワイド画面、標準、A4向けのプリセットも選べます。
ACS PDF Slide Viewerの主な機能
| 機能 | できること |
|---|---|
| 前後移動 | PDFを1ページずつ送り、資料を順番に読める |
| ズーム | 拡大、縮小、表示に合わせる操作に対応 |
| 表示調整 | PDFの縦横比に合わせ、1ページ全体を見せやすくする |
| カルーセル | 必要な場合だけ自動再生とループを有効化できる |
| ダウンロード | 必要な場合だけPDFダウンロードリンクを表示できる |
| ショートコード | クラシックエディターからも埋め込みできる |

PDFを外部サービスへ送らずに表示します
フロントエンドはバニラJavaScriptとプラグイン同梱のPDF.jsを使って、訪問者のブラウザー内でPDFを表示します。外部CDN、リモートAPI、トラッキング、第三者サービスは使用せず、PDFや訪問者データ、利用データをACSへ送信しません。
機密資料には使わないでください。外部サービスへ送信しない設計でも、公開記事に埋め込んだPDFのURLは訪問者からアクセスできます。顧客情報、社内限定資料、未公開価格表などは公開用PDFへ含めないでください。
向いている資料・別の方法を検討したい資料
向いている資料
- 営業資料・サービス紹介
- セミナーや講座のスライド
- 操作マニュアル・手順書
- 漫画・図解・作品集
- 制度や法改正の説明資料
別の方法を検討したい資料
- 社内限定・会員限定の機密資料
- 入力フォームを含むPDF
- 注釈や共同編集が必要なPDF
- 大量ページを高速検索したい文書
資料を記事内で読ませる設計も確認する
プラグインを入れるだけで、PDFが自動的に読まれるわけではありません。どの見出しの後に置くか、PDFを見る前に何を説明するか、読了後にどのページへ進んでもらうかも大切です。詳しい導線設計は、WordPress記事にPDFスライドを埋め込む方法で解説しています。
よくある質問
Q. ACS PDF Slide Viewerは無料ですか?
A. はい。WordPress.orgで公開しているプラグイン本体と基本機能は無料で利用できます。
Q. 読者がPDFをダウンロードできないようにできますか?
A. できます。ダウンロードリンクは任意設定です。ブロック設定で有効化しない限り、ビューアー上にダウンロードリンクは表示しません。ただし公開PDF自体のURLを完全に秘匿する機能ではありません。
Q. PDFはACSや外部サービスへ送信されますか?
A. いいえ。PDF.jsはプラグインに同梱され、お使いのWordPressサイトから読み込まれます。PDFや訪問者データ、利用データをACSまたは第三者サービスへ送信しません。
Q. クラシックエディターでも使えますか?
A. はい。ショートコードに対応しています。PDF URL、ページ数、タイトル、縦横比、ダウンロードの有無を指定して埋め込めます。
まとめ
- ACS PDF Slide Viewer v1.0.5をWordPress.org公式ディレクトリで無料公開
- 管理画面から検索、インストール、有効化まで進められる
- 前後移動、ズーム、表示調整、任意のカルーセルとダウンロードに対応
- 同梱PDF.jsで表示し、PDFや利用データを外部サービスへ送信しない
- 公開PDFのURLは見えるため、機密資料は埋め込まない
WordPress記事の中でPDFをページ送り表示したい方へ。
まずはWordPress.orgの公式ページで機能と対応環境を確認し、テスト用のPDFからお試しください。
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